新潟県糸魚川市上路、伝説山姥のふる里。
謡曲の「山姥」は、越後上路の山姥を題材にして、作者は世阿弥と言われている。
上路の山姥が謡になった背景には地理的条件もあった。昔、北陸道の往還で親不知を越えることは生死を賭けることで、断崖の日本海の波が白い牙をむき、波間の岩間をひた走って渡らなければならなかった。走り遅れて波に巻き込まれる者も多く、親も子も振り返って見る余裕がなかったことから地名を親不知となったそうです。この親不知の天嶮を避けるためには上路越えをしなければならなかった。上路越えといっても、山には鬼といわれる山姥が住んでいると聞かされ、怯えたことであろう。謡曲の「山姥」を造形していった気がする。
山姥の洞は大きな岩の割れ目の感じである。洞に入ると湿っていて砂岩のため風化浸食で半ば埋もれている。ふかぶかとした闇の奥は、はるか信州の上籠(あげろ)に続くと伝えられている。
洞の頂上には踊り岩があり、一枚岩で不等辺五角形である。五人でも満員なら三十人でも一杯という不思議な岩で、ここから上路の集落が見える。山姥はこの岩上に立ち、自ら鼓を打ち踊り狂ったという。
踊り岩に座って笑顔でパチリ
山姥の洞の近くにある文殊菩薩。安政年間に出来たもので山姥を偲んで作られた。
山姥がひなたぼっこをしながらノミやシラミをとったという日向ぼっこ岩
山姥神社は草深いところにあり、鄙びて苔むした石の祠と並び天狗が祀ってある
他にも金時の手玉石など魅力がいっぱい 。
山姥さんの「ごみそう」(御利益)が有るかも!!?
是非是非一度訪れてみて下さい。





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